江戸川放水路の歩き方|ハゼ釣り・潮干狩りを徹底攻略

ハゼやテナガエビが釣れるという葛西の新左近川親水公園に釣りの下見に行ってきた

夏の暑い日中に、近くまで立ち寄ったのでハゼやテナガエビが釣れるという葛西の新左近川親水公園に釣りの下見に行ってきました。

新左近川親水公園までの経路と駐車場

新左近川親水公園までの経路と住所

新左近川親水公園は、東京の荒川の河口近くにある親水公園です。

この新左近川ですが、どこから水が流れているのかというと、川を辿っていくと、旧江戸川から流れ込んでいるようです。

電車で行く場合は地下鉄東西線の西葛西駅から徒歩15分

電車で行く場合は地下鉄東西線の西葛西駅から徒歩15分くらい。

車で新左近川親水公園に行く場合の駐車場

車で行く場合は、以下の住所を設定すると新左近橋下駐車場にたどり着けます。

住所:〒134-0086 東京都江戸川区臨海町1丁目3−3

しかし、この駐車場、行ってみると分かりますがどこにも標識がなく、かなり分かりにくいです。以下が入り口ですが、他の人が何度も素通りしてしまうのがよく分かります。

曲がって下っていくと、新左近橋下駐車場が見えてきます。

新左近川橋下駐車場の利用料金ですが、最初の1時間200円、以降1時間ごとに100円、12時間最大1000円となっていて、東京都内にしては良心的な価格設定と言えます。

しかし、この駐車場、日陰にあるというのが素晴らしすぎます。ハゼ釣りのシーズンはやはり夏が中心なので、車が酷暑に晒されないメリットはかなりあります。

新左近川親水公園の釣り場の解説

新左近川親水公園はカヌー場の理解が必要不可欠

新左近川親水公園の釣り場ですが、行ってみて分かりましたが、ここの釣り場を理解する上では、併設されているカヌー場がどうなっているのかを理解することが非常に大切です。

以下、管理センターで入手したカヌー場の案内に追記した画像ですが、見ての通り、新左近川親水公園の水場はほとんどがカヌー場になっていて、まずはこのカヌー場の間の小さいスペースで釣りができます。

釣り場その1:カヌー場に挟まれた小さいスペース

まずはカヌー場に挟まれた小さいスペースです。この日は夏の土曜日の日中でしたが、それでも5、6人の大人や子供が釣り竿を垂れて釣りを楽しんでいました。

近くにいた子供に釣れているか聞いてみると、ぼちぼちとのこと。

僕はスクラローム場の方まで歩いてみましたが、途中以下のような結構な段差になっていて、荒川との水の行き来がないことが分かります。つまり、潮の満ち引きとかは関係ないことになります。また、この段差では魚の往来も絶望的です。

逆に言うと、上記の釣り場は上記の釣り場だけで成立しているため、魚やエビを取り尽くすと居なくなってしまうのではないかと思います。

唯一の救いは釣りができるスペースが小さいことで、カヌー場で増えたハゼやエビが移動して釣り場に来て釣られる、と言う流れでバランスが取れているのかもしれません。

釣り場その2:つばさ橋から西側の新左近川の川べり

もう1箇所は、カヌー場を抜けた左側。画像だと小さいスペースになっていますが、実際にはここから荒川に抜ける新左近川の部分です。

以下は、上記の地図でいう右端の公衆便所の前らへんから撮った写真です。ちょうど干潮の時間帯だったようで、かなり川底が見えてます。ハゼが居そうな匂いがします。

奥に見える水門が荒川との接点になります。ここの水は汽水域のはずです。シラサギが何羽もいて、餌を物色していました。

ネットをみると、このエリアはシーバスも狙えるようです。

お勧めハゼ釣り仕掛け

毎年ハゼ釣りを数百匹釣っている僕がお勧めするハゼ釣り仕掛けです。

夏までのハゼ釣り

2.7〜3mの延べ竿が基本

まずは竿ですが、夏までのハゼは岸に寄って来ているため、リールとかは不要で、手返しが圧倒的にいい延べ竿が良いです。延べ竿にも長さが色々ありますが、2.7mの長さが一番バランスがよく使いやすいです。まずはこれを基本の1本として持っておきます。竿は長ければ長いほど広い範囲を探れるのですが、長すぎると取り回しがその分大変になり、持っているだけで疲れます。逆に短すぎると探れる範囲が極端に狭くなり、アプローチできる魚に制限がかかってしまいます。

2.7mよりも短い1,8mの竿は水深の浅い場所でのボート釣りで活躍します。夏場までのボートでのハゼ釣りは水深1mくらいのところを探るため、1,8mの竿の方が使い勝手が良くなります。

また、2.7mよりも長い竿はハゼが少しずつ深場に入り始める秋以降の岸釣りに使います。

ライン

ラインはフロロカーボン1号か、PEラインなら0.6号がお勧めです。

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仕掛け

仕掛けですが、ウキ釣りとミャク釣りがありますが、ミャク釣りが良いです。ウキ釣りは棚の深さの設定が面倒で、ここを間違えると餌が水中に浮いてしまい、底にいるハゼにアプローチできなかったりします。ミャク釣りは錘をダイレクトに底に落とすので、棚を間違える、というリスクが皆無です。ミャク釣りは以下のハゼ天秤を使うと簡単です。

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天秤を使う時の錘は1~1.5号になります。

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または、僕が実は便利だと思い使っているのは、ハリス止めがついている錘です。これはワカサギ釣りなどに使われるシンカーなのですが、ミャク釣りにも全然使えます。錘とハリス止めが一体化しているのでとても便利です。

針は2号から

針もとても重要です。特にサイズ。ハゼのサイズに合わせて最適な針のサイズを選ぶ必要があります。初夏のハゼ釣りでは、僕は2号くらいから様子を見て、サイズに合わせて上にあげていきます。

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餌はボイルホタテと青イソメ

餌ですが、落ちハゼシーズンまではボイルホタテがとにかく最強です。本当によく釣れます。

ただし、餌がすぐに取れてしまうので餌の消費が早いので、餌切れ時のバックアップとして青イソメも持っていきます。ただし、青イソメをつける時はかなり小さめにつけます。

秋以降のハゼ釣り

落ちハゼ・ハゼクラ用にはコンパクトロッド

秋以降、少しずつ深場に移動してしまうと、延べ竿ではなかなかハゼにアプローチできなくなり、コンパクトロッドとリールで狙うことになります。

落ちハゼといっても、それほど大きな魚ではないため、当たりの取りやすい柔らかい竿が良いです。具体的にはアジングロッドが良いと思います。1万円以下で必要十分なものが購入できます。

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リールは2000番台以下

リールは2000番台以下のものを選びましょう。シマノのシエナとかは糸もついているのでお得だと思います。

仕掛けはちょい投げ

仕掛けはちょい投げのセットを使います。

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似たような仕掛けを自作しても大丈夫です。僕は中通し錘にハリス止めをつけて、針をつけて使っています。

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針は6号から

落ちハゼはサイズがアップしているため、針が小さすぎるとかなりの確率で飲まれて大変です。6号くらいからが良いと思います。

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餌は青イソメ

ホタテは投げた時に絶対に取れるので、青イソメ一択です。長さは5センチくらいでしょうか。

落ちハゼが釣れる時間帯

最近通説になって来たのは、落ちハゼは夜に釣れる、というものです。というのも、冬になるとハゼは穴を掘って産卵し、日中はそこに潜んでいるらしいからです。そして夜になると穴から出て捕食活動をするようです。僕も実際に夜に良型がよく釣れました。

落ちハゼの天ぷらは絶品

落ちハゼの食べ方ですが、天ぷら一択です。とにかく美味しいです。息子曰く「悪魔的美味さ」とのこと。笑

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