釣り上げたハゼの調理方法ですが、何と言ってもお手軽なのはハゼの唐揚げです。特に、釣り上げたハゼが小さい場合は、唐揚げ以外の選択肢は正直厳しいのではないかと思います。

ハゼの唐揚げに必要なもの

ハゼの唐揚げに必要なものは以下の4つです

  • ハゼ
  • 塩とコショウ
  • 片栗粉
  • サラダ油

ハゼ

ハゼですが、我が家はいつも生きたまま家に持って帰っています。ハゼは結構生命力が強く、今回も9割は生きていました。

塩胡椒と片栗粉

塩とコショウは、以下の写真は味付き塩コショウですが、できれば別々のものが良いと思います。片栗粉も普通ので大丈夫です。

ハゼの唐揚げの調理方法

調理方法その1:ハゼの頭と腹わたを取り除く

ハゼの捌き方ですが、背びれの少し上の方から頭を落とします。その際、完全に切断せずに、少し腹の部分を残しておき、頭を引っ張ると内臓がスルリと一緒に抜けます。もし残っていたら、水ですすぎながら綺麗に洗います。

調理方法その2:塩で表面の汚れと鱗を取る

塩を手にまぶして、両手でハゼをもみ洗いします。これによって、ハゼの表面の汚れと鱗が取れます。

調理方法その3:真水で塩抜きをする

よく洗ったら、真水に15-20分浸して、塩を抜きます。

調理方法その4:ビニール袋にハゼを入れて、塩胡椒と片栗粉をまぶす

ビニール袋にハゼを入れて、塩胡椒と片栗粉をまぶして、空気をよく入れて、振ります。こうすると、満遍なく塩胡椒と片栗粉がハゼに付きます。

調理方法その5:中火でからりと揚げる

塩胡椒と片栗粉をまぶしたら、中火に熱した油でからりと揚げます。揚げ時間はハゼのサイズによって変わりますが、やや黄金色になるくらいが良いでしょう。

調理方法その6:盛り付けて完成

揚げたら、お皿に盛り付けて、後は食べるだけです。味はもちろん絶品です。

お勧めハゼ釣り仕掛け

毎年ハゼ釣りを数百匹釣っている僕がお勧めするハゼ釣り仕掛けです。

夏までのハゼ釣り

2.7〜3mの延べ竿が基本

まずは竿ですが、夏までのハゼは岸に寄って来ているため、リールとかは不要で、手返しが圧倒的にいい延べ竿が良いです。延べ竿にも長さが色々ありますが、2.7mの長さが一番バランスがよく使いやすいです。まずはこれを基本の1本として持っておきます。竿は長ければ長いほど広い範囲を探れるのですが、長すぎると取り回しがその分大変になり、持っているだけで疲れます。逆に短すぎると探れる範囲が極端に狭くなり、アプローチできる魚に制限がかかってしまいます。

2.7mよりも短い1,8mの竿は水深の浅い場所でのボート釣りで活躍します。夏場までのボートでのハゼ釣りは水深1mくらいのところを探るため、1,8mの竿の方が使い勝手が良くなります。

また、2.7mよりも長い竿はハゼが少しずつ深場に入り始める秋以降の岸釣りに使います。

ライン

ラインはフロロカーボン1号か、PEラインなら0.6号がお勧めです。

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仕掛け

仕掛けですが、ウキ釣りとミャク釣りがありますが、ミャク釣りが良いです。ウキ釣りは棚の深さの設定が面倒で、ここを間違えると餌が水中に浮いてしまい、底にいるハゼにアプローチできなかったりします。ミャク釣りは錘をダイレクトに底に落とすので、棚を間違える、というリスクが皆無です。ミャク釣りは以下のハゼ天秤を使うと簡単です。

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天秤を使う時の錘は1~1.5号になります。

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または、僕が実は便利だと思い使っているのは、ハリス止めがついている錘です。これはワカサギ釣りなどに使われるシンカーなのですが、ミャク釣りにも全然使えます。錘とハリス止めが一体化しているのでとても便利です。

針は2号から

針もとても重要です。特にサイズ。ハゼのサイズに合わせて最適な針のサイズを選ぶ必要があります。初夏のハゼ釣りでは、僕は2号くらいから様子を見て、サイズに合わせて上にあげていきます。

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餌はボイルホタテと青イソメ

餌ですが、落ちハゼシーズンまではボイルホタテがとにかく最強です。本当によく釣れます。

ただし、餌がすぐに取れてしまうので餌の消費が早いので、餌切れ時のバックアップとして青イソメも持っていきます。ただし、青イソメをつける時はかなり小さめにつけます。

秋以降のハゼ釣り

落ちハゼ・ハゼクラ用にはコンパクトロッド

秋以降、少しずつ深場に移動してしまうと、延べ竿ではなかなかハゼにアプローチできなくなり、コンパクトロッドとリールで狙うことになります。

落ちハゼといっても、それほど大きな魚ではないため、当たりの取りやすい柔らかい竿が良いです。具体的にはアジングロッドが良いと思います。1万円以下で必要十分なものが購入できます。

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リールは2000番台以下

リールは2000番台以下のものを選びましょう。シマノのシエナとかは糸もついているのでお得だと思います。

仕掛けはちょい投げ

仕掛けはちょい投げのセットを使います。

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似たような仕掛けを自作しても大丈夫です。僕は中通し錘にハリス止めをつけて、針をつけて使っています。

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針は6号から

落ちハゼはサイズがアップしているため、針が小さすぎるとかなりの確率で飲まれて大変です。6号くらいからが良いと思います。

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餌は青イソメ

ホタテは投げた時に絶対に取れるので、青イソメ一択です。長さは5センチくらいでしょうか。

落ちハゼが釣れる時間帯

最近通説になって来たのは、落ちハゼは夜に釣れる、というものです。というのも、冬になるとハゼは穴を掘って産卵し、日中はそこに潜んでいるらしいからです。そして夜になると穴から出て捕食活動をするようです。僕も実際に夜に良型がよく釣れました。

落ちハゼの天ぷらは絶品

落ちハゼの食べ方ですが、天ぷら一択です。とにかく美味しいです。息子曰く「悪魔的美味さ」とのこと。笑