先日見つけた、ハゼ釣り名人・鈴木和明氏のブログ(?)の記事から江戸川放水路のハゼ釣りの攻略方法を研究するシリーズ第二弾です。
今回は9月のボートからのハゼのミャク釣りです。
目次
ハゼ釣り名人・鈴木和明とは
鈴木和明氏の本業はよく分かりませんが、自称郷土史研究家で、テレビ出演や雑誌の連載などもされていたようです。以下は東京新聞に2018年に掲載された記事の写真ですが、2018年当時で77才という立派なお爺ちゃんなので、体力を使うボート釣り等はもう引退されたのかもしれません。
ハゼ釣りはもちろん本業にはならないため、完全に趣味ですが、秋のミャク釣りの季節には一日の釣果は基本1000匹越えという化け物じみた実績のようです。ブログの記載では、最終更新された実績累計は27853尾となっており、個人的にはどう考えても釣り過ぎではないかと思ってしまいます。
江戸川放水路のオチハゼの釣り方と釣れるポイント
季節
8月、9月
利用したハゼ釣り道具
ミャク釣り
餌
青イソメ
釣り宿
伊藤遊船
釣り場
- 東西線車庫前、新しい橋脚が立っている右側の干潟になる部分(水深1.5m)
- 沈船と蛇籠の中間にある牡蠣礁の周辺
- ゴロタ前(水深0.5m)
9月のハゼの状況・特徴
- 放水路の中流域のハゼはいまのところは「どこへも行き場がない」ため、車庫前から水門付近、あるいは、高圧線下付近にいる
- 9月に入り、浅場にいるハゼの数が少なくなる。この傾向は水温がぐっと下がると一層はっきりしてくる。
- ハゼは①牡蠣礁の上②沈み根③根掛かり④障害物等々のなんらかのクセのある特定のポイントに集っている傾向が強い
釣り方
魚影が薄いと感じたら
- 積極的なボート移動
- エサつけの変化で対応し
- 食い気のあるハゼだけを拾い釣りして歩く
これを徹底する必要がある。オモリの着底直後の食いアタリが少ない場合は以下のように対応する。
- 一呼吸置いてから30cmほど仕掛けを小移動。これで大概はアタリが出る
- それでもアタリが出ないときはコヅキく。ハゼが近くにいれば大体アタリが出る。
- 5mmとかの小さなエサ付けるとハリ掛かりはいいがハゼの「寄り」がいまいち少ない。そのため、エサは1㎝とか1.5cmとか大きくつけて「アタリを出すことに集中」。1回目のアタリですべてあわせて釣ってしまうということを放棄。
釣果
1000匹オーバー/日
まとめ
正直言って、名人の超絶テクはとても真似できる自信がありませんが、そもそも100匹以上釣り上げる必要も感じません。食べ切れないでしょうから。笑
可能な範囲で、自分の釣りに応用してみたいと思います。なお、鈴木和明氏のハゼ釣りの秘訣は、江戸前のハゼ釣り上達法を参考にしてみてください。
江戸前のハゼ釣り上達法の内容
1.水中遊泳と軟着陸
2.ミャク釣りの竿
3.おいはぎ船長
4.潮止まり対処法
5.勘は技術である
6.驚異のハゼ釣り仕掛け
7.千尾釣り釣法
8.ハゼ釣り二刀流
9.リール竿と釣り方
10.ハリネズミ釣法
11.無料乗船券
12.七年待ってください
13.釣り場100回
14.自己申告と信用作り
15.ハゼにかまれて医者へ行く
16.人間魚群探知機
17.たられば釣り師
18.指紋が消える
19.テレビとハゼの困惑
20.釣りキチ日誌